多種多様な小便器の形状について解説
一言に小便器といってみても、その種類は多種多様。そして数多くの種類があるからこそ、その使い方や機能についても幾許かの違いがあるのが、小便器の種類の違いの面白いところなんですね。今回はそんな多種多様な小便器の形状について解説してみたいと思います。
まず代表的な小便器の種類として挙げられるのは、ストール型、チューリップ型、壁掛け型の三種類です。ストール型というのは、最近主流になってきている小便器で、よくデパートやショッピングセンターのトイレで見かけることがあるものです。縦長でどのような身長の人でも使用できますので、大人から子供まで対応ができるタイプの小便器だと言えるでしょう。このストール型は自動で水が流れるようなセンサーが取り付けられていることが多い傾向にあります。
二個目のチューリップ型について、このチューリップ型の小便器は最近のトイレではあまり見かけることがありません。数十年前に流行った形状の小便器であり、中には自動水洗のものもありますが、基本的に自分でボタンを押して水を流すようにしなければならないもの、もしくは蛇口をひねって水を出し、それで便器を洗浄するものが多いです。このようなチューリップ型の小便器の場合は、壁掛け型のものと同じようにある程度身長の高い人でしか使用できませんので、子供が使うには少し難しいタイプのものです。
最後にご紹介するのは壁掛け型の小便器。これはストール型が短くなって壁にかかったようなものとイメージしていただければ問題ありません。しかし、普通のストール型と大きな違いであるのが、チューリップ型と同じように小さい子供のような低い身長では使用しづらいという点です。そのため、大人用の小便器として設置されていることが多々あります。
いかがでしょうか、このように小便器もよく見てみれば三つの種類があり、さらに細かな機能などで分類すればより多くの種類に分かれるのです。